あなたのコミュニティのニーズに応じて、これらのアクションステップを強化し、適応させてください。
また、現実の変化に応じて、刻々と必要とされる流れに適応してください。穏やかで愛に満ちた柔軟な存在感は、計画を成功させるための重要な要素であり、コミュニティのメンバーのニーズに応えるためにも必要であることを心に留めておいてください。
イベント開始直後(0~3時間後)
- 地域社会のリーダーへの状況説明書の配布を開始するために、イベントサポートグループメンバーに連絡してください。
- 友人、家族、隣人、同僚、知人など、協力してくれそうな人に声をかけてください。
- 夜間の場合は、地域社会のリーダーへの状況説明書を配布し、警察署長と消防署長に状況を説明し、市長や市議会議員とともに非番のスタッフをすぐに呼び寄せるように依頼してください。
- 規模を問わず、あらゆるメディアと連絡を取ってください。主要メディア、代替メディア、地方メディア、国営メディア、グローバルメディアなどに対して、「メディア向け行動計画」の指示に従って行動を開始してください。
一日目(当日)
- 導かれて自分にはその能力があると感じている人たちは、出来るだけ早く、メディア向け行動計画の中の太字で強調表示されている一般的な事実をメディアと共有してください。
- まず、市長、市議会、警察署長、消防署長に地域社会のリーダーへの状況説明書 の文書を配布し、その後、住民への情報提供、流通システムを通じた必要物資の安定供給を維持するための地域資源の誘導、公共の場所での集会の安全確保に最も責任があると思われる人々にフォローアップを行います。
- ESGメンバーの中から、知識が豊富でバランスのとれたESGメンバーを起用し、グループとして地域のリーダー(市長、警察・消防署長)に口頭で詳細を説明してください。
- 地域のリーダーと迅速に連絡が取れない場合は、地域で選出された市議会議員や、警察署長や消防署長の副署長など、リーダーと連絡が取れる可能性のある人にアプローチすることを検討します。
- 地域の有力者にコンタクトをとるための連絡先等を提供してくれそうな友人、友人の友人などがいればに、すぐに連絡を取ってください。
- 地域社会のリーダーへの状況説明書 のコピーを公益事業、食料品店、病院、学校や地元企業の経営者に配ってください。
- ESGメンバーと協力して、 地方自治体、商工会議所(彼らならCLBを電子メールで大量の企業に送れる )、メディアなど、できるだけ多くの地域住民にイベントの情報を伝えます。
- 学校や自治体施設、コンサート・劇場ホール、映画館、スポーツ複合施設、ホテルの会議場などにある既存のアナウンス設備を、情報共有スペースや集合施設に適しているかどうかを判断します。
- 必要に応じて、情報を共有するためのアナウンス設備を中心区域に設置します。
- 情報を受け取ったすべての住民に、友人、家族、同僚、ソーシャルメディア、利用可能なありとあらゆる方法で「情報を広める」ことをお願いします。
一日目の夜間
- 公表内容(住民に知らせる最新情報のアナウンス文面)を確定し、それを伝えるための地方自治体や地域社会の担当者を決定します。
- 必要なボランティアグループの計画を整理する。
- 将来必要となるな食料や水の補給、基礎補助金や最新情報が必要となる場合に備えて、軍と交渉する担当者を選任してください。
二日目
- もし初日に実行出来なかった場合、指定された場所でイベントの情報と状況説明文、最新情報を住民に公表して下さい。また、可能であれば、「イベントのためのメディア対策」に従って、地元のテレビ局とラジオ局を通じて公表して下さい。
- 相談会と持ち寄り式食事会の集合場所を発表してください。
- 地方自治体と連携して、短期・中長期のニーズを判断して下さい。
- 地元の緊急対策チーム及び環境・政治・社会活動団体などに連絡し、協力を求めて下さい。
- 様々な委員がすぐに必要であることを訴え、ボランティアを募り、登録を始めて下さい。必要な指示、知識とサポートを志願者に与えて下さい。
作成すべきボランティア委員会の候補例として、次のものがあります。
- 食料と水の現在の供給手段と代替調達手段や生産(例:地元の湧水)
- ホームレスのための代替住宅と収容施設(例:教会・抵当物件・空き家・倉庫)
- 集合場所と持ち寄り食事会
- フードバンク(食料援助)、食事配達サービス
- 必要最小限の補助金、補給ラインの保守と代替手段の新規獲得
- 必要品確保のための不要品交換会
- 重要なインフラ施設、病院、食料品店を維持・管理するスタッフ
- 既存の地域ボランティア団体、慈善団体、活動家グループとの連携と動員
- 緊急対策と紛争解消チーム
- 地域の法執行と秩序維持を補助するための地域民兵組織
- 心的外傷と生命危機の相談センター、精神と肉体のヒーリングセンター
- 多目的、多機能の流動型学生組織
- ソーシャルメディアによる近隣都市や町への指導と支援計画
- お年寄りや身体障害者、ホームレスへの支援
- ストレス解消、コミュニティによる芸術イベント(無料の音楽、演劇、ダンスパフォーマンス)、精神的鼓舞・激励
- スピリチュアル的なアドバイスと指導
- 現在と未来のための計画と必要プロジェクトを策定するシンクタンク
三日目とその後
- トラウマ治療センターの場所と連絡用電話番号、最新情報を発表してください。
- 地元の事業所の営業継続を促すための工夫を考えて下さい。
- 生活必需品の価格高騰や買い占めを報告し、制限します。
- 地元の事業所に小切手・金銀・代替支払い手段の受け入れを促してください。
- 地域または都道府県の商工会議所が地元でのビジネス用に臨時紙幣を発行できないかを確認します。
- 不要品交換会の情報を発表してください。
- 地域で余分な緊急備蓄品を保有している方に、他の方への援助を勧めてください。
- 持っているものを他人と分かち合うよう住民に促して下さい。
締めくくりに、イベントに対する準備とそれに伴う正しい行動の度合いが高ければ高いほど、地域住民に有用な情報と案内がより早く伝えられます。これがより高いレベルの秩序・理解・礼儀・協力につながり、結果的に仲間みんなに最高の心の平和と幸福をもたらすでしょう。
最後に、私たちがイベントに向けて準備をし、正しい行動に移すことができれば、有益な情報や案内をより早く地域住民と 共有することができます。 そうすれば、秩序、理解、礼節、協力のレベルが高まり、仲間全員の心の平和と幸福を最大限に保つことができるでしょう。
※この文章は、ノバ・ビスコンティの「イベント中の安全維持計画」と「イベント・サポートグループのガイドライン」に基づいています。編集: David Gane